posted by taqro
友人が「移植者フットボールクラブ」という団体を設立。
そのポスターを制作しました。
移植経験者、ドナーや医療関係者、またはその家族など、移植に関わる人々を中心に行われるフットボール大会。
第1回大会が2月12日、名古屋市港区にある大洋製薬オーシャンアリーナで開催されます。競技はフットサル。(参加資格は上記のような移植に関係した人。参加応募は1月31日まで)
観戦は自由みたいです。ボクも行きます。
中日新聞の1月25日の夕刊に載っていました。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2011012502000180.html
▼以下、ちょっと回想▼
ボクは水野と、それこそ保育園から小中とずっと同じで(田舎なもので)
今も地元に帰れば遊ぶ仲です。今年の正月も皆して大騒ぎしました。
彼が白血病になったと聞いた時、正直現実感が無かったです。
そりゃ大変だ、とは思いましたが、実感が湧かなかったのでしょう。
直接会ったときの衝撃は忘れられません。
「あぁ、ドラマや映画はキレイに描き過ぎだよ、、」と。
元気で、ヤンチャで、カッコいい彼はどこへいったんだ!?
直視できませんでした。
でも目を背けるわけにもいかず、悟られまいと必死に作り笑いでした。
奇跡的にドナーが見つかって彼は回復し、
今ではすっかり元気でヤンチャでカッコよくて女ったらしです。
当時高校生だった僕は、微力ながらに手描きのポスターを作ったりなんかして。でもそれ以上のことは何もできなくて。なにもできないなりに、臓器提供カードはあれ以来ずっと持ってるし、19歳になって速攻で骨髄ドナー登録もしました。
移植を受ける患者さんやその周りの人々に、ボクなりになにかできないのかな。という思いは心の隅にぼんやりと、でもずーっと在りました。
今回このような形で移植者フットボールクラブの活動に参加できるのは本当に嬉しいことです。これからも微力ながら応援していきたいと思います。